塩の実験

食塩は水にどのくらいとけるかな?

準備するもの

  • 食塩(80グラム)
  • 水(200ミリリットル)
  • コップ(中の見える透明な容器)
  • はかり
  • 計量スプーン
  • ふせんかマスキングテープ(しるしをつけるため。はがしやすいものを選びましょう)
所要時間
1〜2時間
むずかしさ
1

手順

  1. コップに水200ミリリットルを入れ、重さをはかります。
    水面の位置に、ふせん、テープなどでしるしをつけます。

  2. 計量スプーンで、小さじ1ぱい(約6グラム)の食塩を入れてとけ切るまでよくかきまぜます。

  3. 食塩が全部とけたら、2はい目の食塩を入れてよくかきまぜます。

  4. これをくり返し行い、何ばい目の時に食塩がとけなくなるかを観察しましょう。
    食塩がとけなくなったときの食塩水の重さと、水面の位置をしらべてみましょう。

さらにチャレンジ

他のもののとけ方と比べてみましょう。
・砂糖、みょうばんなど身近なものでためしてみましょう。

どうしてこうなるの?

  • ものが水にとける量は、ものによって違います。食塩の場合は、温度20度の水100ミリリットルに対して、約36グラムの食塩がとけます。このときの食塩水を飽和(ほうわ)食塩水といいます。
  • 水の温度が変わっても、食塩のとける量はあまり変わりません。
  • 水にとけて見えなくなった食塩は、無くなってしまうわけではなく、とかした分だけ食塩水の重さやかさは増えています。
    「塩が水にとける量について」