塩の結晶はどんな形をしているか見たことはありますか?
塩の結晶の基本の形はサイコロ状(正六面体)です。つくり方によって、さまざまな形の塩をつくることもできますが、どんな形もこの正六面体の結晶が基本となっています。塩の結晶が成長する時、特殊な方向へ成長をすると変わった形の塩ができあがるのです。
塩を構成する塩化物イオンとナトリウムイオンが電気的に結合して、イオン同士の結合力がどの方向にも等しく働き、整った形になるからです。
塩の結晶の基本の形はサイコロ状(正六面体)ですが、成長する時の環境や、条件の違いによって、さまざまな形の結晶ができます。