塩の実験

ジャガイモを浮かせてみよう

準備するもの

  • 食塩(水100ミリリットルについて40グラム以上)
  • 水(水、食塩水用の水、それぞれ同じくらいの量)
  • ジャガイモ
  • 水そうなど中が見える透明な容器
  • ろうと
  • 食用色素など(水性インク、絵の具など、水に色をつけられるもの)
所要時間
1時間以内
むずかしさ
2

手順

  1. 半分くらいの水を入れた容器に、そっとジャガイモを入れます。
    ジャガイモはそのまましずみます。

  2. 別の容器で、食塩水を作ります。とけ残りが出るくらいのこい食塩水にします。
    できあがった食塩水に食用色素などで色をつけます。

  3. ろうとをつかって 1 の容器の底の方に、そっとこい食塩水を注いでいきます。

  4. こい食塩水は容器の底の方にたまってきます。
    だんだんジャガイモが浮かんできます。

さらにチャレンジ

ジャガイモの他に浮かぶものはあるでしょうか。
たまご、野菜、ゴルフボールなど身近にある色々なものでためしてみましょう。
食塩水のこさで、浮かぶ力は変わるでしょうか。色々なこさの食塩水でためしてみましょう。

どうしてこうなるの?

  • 実験で使ったジャガイモと同じ大きさ(かさ)の水の重さを1とすると、こい食塩水の重さは1.2です。
    ジャガイモの重さは約1.1(品種、鮮度等により違いがあります。)
    この実験では、水より重いジャガイモは、水の部分ではしずみますが、こい食塩水よりは軽いのでこい食塩水の部分には浮かびます。結果、水とこい食塩水のさかいめ、真ん中に浮かぶのです。
    「飽和(ほうわ)食塩水とは?」