動物園では1日にキリンには約40g、パンダには約1g、シマウマには約10gの塩を与えているそうです。
人間だけでなく動物にも塩は必要ですが、キリンなどの草食動物と違い、ライオンなどの肉食動物は、エサの肉に含まれる塩で足りるので、別に塩を与えたりはしません。
(動物に与える塩の量についてはたばこと塩の博物館調べ)
日本では昔から、海の水をにつめて塩をつくっています。外国では、地面の下に塩が埋まっているところがありますが、日本にはありません。
塩は体の中で私たちが生きていくために大切ないろいろな仕事をしています。塩をとりすぎるのもいけませんが、足りなくても、体の具合が悪くなってしまいます。
海の水(塩水)の方がふつうの水(真水)よりも重いので、ものを浮かべる力が強くなります。
さとうは、サトウキビやテンサイ(サトウダイコン)などの植物からつくりますが、塩は海の水からつくります。(外国では、地面の下に塩が埋まっていたり、湖で塩がとれたりしますが、これらの塩も、もとは海水です。)