塩の実験

食塩の彫刻をつくろう

準備するもの

  • 食塩(つくりたいサイズに合わせて用意してください)
  • 水(食塩100グラムに対して17ミリリットルの割合)
  • フードプロセッサー(なければすりばち)
  • 紙コップ
  • ボウル
  • 計量カップ
  • わりばし
  • 彫刻刀
  • 絵の具
所要時間
2〜3週間
むずかしさ
3

手順

  1. 食塩を、フードプロセッサー、すりばちなどで細かくすりつぶします。

  2. ボウルに食塩と水を入れてよくまぜ合わせます。

  3. 紙コップに、2 の食塩を少しずつ入れていきます。このときも、わりばしなどの棒でつき固めながらすみずみまできっちりつめ込むのがコツです。最後に上からよくつき固め、全体がかわくまで1週間ほど風通しのよい場所に置いておきます。

  4. 食塩がかわいたら、はさみやカッターでそっと紙コップを切って外します。
    そのまま、さらに10〜15日ほど風通しのよい場所でよくかわかします。
    かわかし方が不十分だと、彫刻しているときに崩れてしまいますのでよくかわかしましょう。

  5. しっかりかわいて水分がなくなったら、彫刻刀やナイフで好きな形にほっていきます。

  6. 最後に、絵の具で好きな色をつけてできあがりです。

さらにチャレンジ

紙コップの代わりに、お菓子作りの型などに詰めてかわかすと、色々な形を作ることができます。

どうしてこうなるの?

  • 食塩に少しの水をまぜると、完全にはとけず、食塩の結晶のまわりだけがしめってとけ出します。とけた部分がくっつきあい、そのままかわくと食塩の結晶同士は固まります。
    この実験では、この性質を利用して大きな食塩の固まりを作り、彫刻に使っています。