海水をろ過して海水中のゴミをとりのぞきます。
最初になべに海水を200ミリリットル入れ、わりばしを立てて水面の位置にしるしをつけます。
しるしをつけたら、残りの海水をすべて入れ、10分の1くらいの量になるまで、強火でにつめます。
ときどき木ベラでかきまぜながら約10分の1くらいまでにつまったら、一度火を止め、につまった海水をもう一度ろ過し、せっこう分などを取りのぞいて他の容器に移します。とても熱いので、やけどに注意しましょう。
この時点でフィルターにのこる白いものは食塩ではありません。せっこう分などです。
なべはだにせっこう分などの白っぽい汚れが付いていたら、一度洗って取り除きます。
ろ過した海水をなべにもどし、中火でさらににつめます。
結晶が出てきたら弱火にし、かきまぜながらにつめます。
につまった海水がはねてやけどをするおそれがあるので気を付けましょう。
食塩の結晶が出てきたら、完全に水分がなくならないうちに火を止め、水分を切ります。
水分がなくなってしまうまでにつめてしまうと、食塩以外の成分も結晶化してしまい、にがみが出るので、完全ににつまる前に火を止めます。
水分が切れたらできあがりです。
完全にはサラサラにならず、しっとりとした食塩ができあがります。