塩の実験

シャーベットをつくろう

準備するもの

  • 食塩(500グラムぐらい)
  • 氷(タッパーの半分ぐらい)
  • 水(紙コップ半分ぐらい)
  • ジュース
  • 大きめのタッパー
  • 金属製のボウル(取っ手付ボウルがおすすめです)
  • スプーン 2本(大、小)
  • タオル
所要時間
30分
むずかしさ
2

手順

  1. タッパーに氷と水と食塩を入れ、よくかきまぜます。とけのこリが出るくらいの量の食塩を入れてください。

  2. ボウルにジュースを少し注ぎ、ボウルの下半分がタッパーにつかるようにおきます。

  3. スプーン(大)を使って氷と食塩をよくかきまぜながら、スプーン(小)でボウルの中のジュースもよくかきまぜます。ジュースがシャーベット状になったらできあがり。

どうしてこうなるの?

  • 氷はとけるときにまわりのものを冷やしますが、食塩はこのはたらきを強くします。
    水は0度でこおりますが、食塩があると0度よりも低い温度でないとこおりません。
    そのため、食塩があると、0度よりも低い温度でないと氷がとけてしまいますので、一部の氷は、食塩がないときに比べて早くとけてしまい、残りの氷と水を0度より低い温度まで下げるのです。
    この実験では、食塩をかけた氷の温度が0度より低くなることにより、ボウルの中のジュースの温度が下がりシャーベットになるのです。
    「食塩が氷の温度を下げるわけ」