氷点降下

塩水はマイナス20℃でも凍らない!

通常、水は0℃で氷になりますが、塩水は0℃より低い温度にならなければ凍りません。
この秘密は、氷点降下(氷になる温度が下がること)という現象にあります。
塩水では、濃度が高くなるとともに氷点降下が大きくなり、飽和溶液では、マイナス21.3℃まで凍りません。
この効果は冬期の道路融氷雪剤(スリップ防止など)や遠洋漁業での魚の冷凍などに利用されています。