レシピ
お塩を使った料理のコツ
塩を使った料理のコツを食材ごとにご紹介。
野菜・果実の料理
ポテトサラダは熱いうちに下味を
ジャガイモを茹でる際は塩を入れて茹でるとホクホクします。茹でたあとは熱いうちに塩、砂糖、酢等の調味料を加え、手早く混ぜておきます。これは、でんぷん質は冷めてからでは味が馴染みにくくなるからです。ただし、マヨネーズは冷めてから和えること。

青菜を炒める時には塩をひとつまみ
青菜を炒める時は、熱した油に塩をひとつまみいれてから炒めると色鮮やかに仕上げることができます。

リンゴジュースをつくるときは、塩をひとつまみ加えて
リンゴなどの果物には、酸化しやすいポリフェノール系物質が含まれているため、空気に触れると褐色に変色しやすくなります。塩はこの酸化を抑える働きがあり、0.3~0.6%の食塩を加えると変色を抑えることができます。

白い野菜も塩を加えて茹でる
緑色の野菜を茹でる際は、色鮮やかにするために茹で水に塩を加えますが、塩は野菜をしんなりとさせ甘味を強める効果もあるため、白い野菜を茹でる際にも塩を入れるとよいでしょう。

サンドイッチにはさむ野菜は先に塩をふっておく
トマトやきゅうりなどをパンにはさむときは、あらかじめ野菜に塩をふって水分を脱水しておきます。野菜に塩をふって15分~20分ほどおくと浸透圧により水分が外へ引き出され、中身が水っぽくなるのを防ぎ、おいしいサンドイッチをつくることができます。

野菜に塩をしてよりおいしく
野菜に塩をすると浸透圧によって野菜の水分がにじみ出ます。 水分を出した野菜はカリカリとした歯触りを楽しめるだけでなく、調味料がしみこんで味が馴染みやすくもなりますので、サラダや和え物には最適です。 なお、その際きゅうりなどは2、3ミリと厚めに切るのがポイントです。
