水分

塩に含まれる水分の量でも、使い勝手が変わります。

水分量のちがい

水分が少なければ少ないほどサラサラとした塩になり、多ければ多いほどしっとりとした塩になります。水分の量は塩のつくり方で異なります。例えば脱水や乾燥の工程を経たものや、できた塩を高温で焼くなどの操作を行うと水分量が少ない塩ができます。
市販されている塩には水分がほとんど含まれていないものから、10%を超えるものまでさまざまなものがあります。

特徴

水分の量が違うと主に「サラサラ性」や「くっつきやすさ」に大きく影響します。

「サラサラ性」

水分の量が少ない塩はサラサラしていて、使い勝手が変化します。例えば振出し容器を使う場合は、水分が少ないものでないと穴につまってしまったりします。

「くっつきやすさ」

水分の量が多い塩は、食材にくっつきやすくなります。

塩分量に影響

水分量の多い塩は、含まれる水分のぶんだけ、塩分量が少なくなります。同じスプーン一杯の塩でも、水分の多い少ないで、感じるしょっぱさは変わってきます。