私たちは普段、家庭で料理や食卓用に塩を使いますが、そのほとんどはお店で買ったものであり、自分で塩をつくっているという人はあまりいないでしょう。では、家庭では、1年間にどれくらい塩を買っているのでしょうか? 令和6(2024)年現在、日本では、平均で1世帯当たり約1.3㎏の塩を購入しています。
平成10年代には年間に約3㎏の塩を購入していたこともありましたが、平成20年ごろまでには2㎏台となり、近年では1.5㎏を下回っています。
[1世帯当・年間の食塩の購入数量の推移(平成17~令和6年)]
地方別に見ると、東北地方で最も多く、沖縄地方で最も少なくなっています。
[地方別の1世帯当・年間の食塩の購入数量(令和6年)]
また、世帯主の年代別に見ると、20代の世帯で最も少なく、70歳以上の世帯で最も多くなっています。
[世帯主の年代別の1世帯当・年間の食塩の購入数量(令和6年)]
(出典:「家計調査」総務省)
※ 数値は、二人以上の世帯のものです。