Salt Guide
太古の海の成分
生命が誕生した35億年前には、海水中の主成分であるナトリウム、カリウム、塩素などの濃度は、既に現在の濃度とほぼ等しかったと考えられています。陸に含まれる無機成分は、雨に溶かされ、川となって海に運ばれていますので、海水中の塩分濃度は増加するはずですが、大きな変化がなかったことになります。これは、大気と海洋と陸と生物との相互関係による調節機構が働いているためであると考えられていますが、まだ解明されていない地球科学上のテーマとなっています。
35億年前の海水中の主成分濃度
| イオン名 | 35億年前 | 現在 |
|---|---|---|
| ナトリウム | 10.8 | 10.8 |
| カリウム | 0.391 | 0.399 |
| マグネシウム | 0.729 | 1.291 |
| カルシウム | 0.445 | 0.415 |
| 鉄 | 0.00413 | 0 |
| 塩化物 | 19.5 | 19.4 |
| 硫酸 | 0 | 2.71 |
| ケイ酸 | 0.120 | 0.009 |
| 重炭酸 | 0.580 | 0.140 |
| pH | 6.68 | 8 |