技術の変遷

真空式

昭和6年に真空式による最初の工場が完成し、現在の形のものは昭和20年代末頃より普及しました。これにより、従来の釜焚き肉体労働は、装置の監視・操作を主とする監視作業に変わりました。

[ 構造 ]
蒸発缶の中の気圧を下げると沸点温度が下がる性質を利用して各缶の蒸発蒸気を次の缶の熱源として順次(3~4回)利用する。(従来の鉄釜(平釜)によるせんごうに比べ燃料使用量が2分の1以下に)

[ 生産性及び規模 ]
-昭和10年頃-
   ・塩トンあたり石炭消費量:600kg
   ・塩トンあたり電力消費量:50kwh
   ・一昼夜あたりかん水消化量:100~800kl

-平成8年-
   ・塩トンあたり石炭消費量:270kg
   ・塩トンあたり電力消費量:20kwh
   ・一昼夜あたりかん水消化量:3400kl