天日塩

天日塩は、海水を塩田に引込み、太陽熱と風によって水分を蒸発させ塩を結晶させる方法で、自然の力を利用しています。
現在の天日塩田の多くは次のような構成となっていて、約2年かけて貯水池から結晶池にむかって海水をゆっくりと流していく方法がとられています。
世界ではメキシコやオーストラリアが主要な生産国として知られています。雨が多い日本には、メキシコやオーストラリアのような大規模な天日塩田はありません。

天日塩田

天日塩田の条件

天日塩田には

  • 雨が少ない
  • 気温が高くて湿度が低い
  • 風が強い
  • 広くて平らな地盤のしっかりとした土地である

といった、多くの条件が必要です。

メキシコの天日塩田 写真提供:三菱商事株式会社