岩塩

岩塩ができるまで

ながいながい年月をかけて海の水が、岩塩になります。
大昔、地殻変動で海の一部が陸地に閉じ込められ、塩分が結晶化し、その上に土砂が堆積してできたと考えられています。
形成時期は5億年から200万年前といわれ、世界の塩の生産量の約3分の2が岩塩からつくられています。
世界中には数多くの岩塩がとれる場所がありますが、日本にはありません。

製品になるまで

掘り出した塩を細かく砕いてつくる方法のほか、地上から水を注ぎ濃い塩水にしてから吸い上げ、その塩水を煮つめてつくる方法があります。
岩塩は不純物を含んでいることが多く、掘り出した塩を一度水に溶かして異物を取り除いてから煮つめることもよくあります。

岩塩にはいろんな色がある

岩塩にはさまざまな色のものがあります。岩塩は、地中で結晶化していく過程で周りの不純物をとりこむことが多く、その影響でさまざまな色がつくのです。なぜその色がついているのか、詳しくは分析をしてみないとわかりませんが、一例として、よく言われる理由を表にまとめてみました。

岩塩の色