全反射赤外減衰法による高濃度塩類混合溶液組成測定法(第4報)全反射赤外減衰法による自動測定システムを用いるかん水組成測定工程試験
研究業績

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西暦年度
2001
和歴年度
平成13
題目
全反射赤外減衰法による高濃度塩類混合溶液組成測定法(第4報)全反射赤外減衰法による自動測定システムを用いるかん水組成測定工程試験
筆者
眞壁 優美、吉川 直人、永谷 剛、久田 知之*、石橋 照也*  *:赤穂海水(株)
掲載
日本海水学会誌, 56, 64-70(2002)
概要

製塩工程の自動化、省力化を目的として赤外全反射減衰法による組成測定法を用いるかん水の自動測定システムを構築し、赤穂海水(株)においてかん水組成測定の工程試験を行った。その結果、マグネシウムイオンについては分析値と比較して測定値の変動は大きく、精度の良い測定は困難であったが、ナトリウムイオンおよび塩化物イオンについては分析値と比較して測定値の変動は同程度であり安定的で高精度な測定が可能であった。硫酸イオンについては分析値と比較して測定値の変動は同程度であったが、校正溶液とかん水の密度の違いにより分析値に対して測定値がずれる傾向が見られた。このため、密度と相関の高い塩化物イオン濃度の測定値を用いて補正した硫酸イオンの吸光度差を用いて濃度算出することにより高精度な測定が可能となった。また、26時間トラブルなしの連続自動測定を実現し、本測定システムの信頼性を確保することができた。さらに得られた測定値は製塩工程管理や生産管理の指針として利用することができる。

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