塩湖かん水からのリチウム回収システム開発
研究業績

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西暦年度
2013
和歴年度
平成25
題目
塩湖かん水からのリチウム回収システム開発
筆者
長谷川 正巳
掲載
分離技術, 43, 81-84(2013)
概要

Liを多く含んだ塩湖のかん水組成にはそれぞれ違いがある。代表的なもので、アタカマ湖はLi濃度が高くSO4濃度が他の塩湖かん水に比べて低い。カウチャリ塩湖はMg濃度が低くその割にSO4濃度が高い。ウユニ塩湖はMg、SO4濃度が高い。このようなかん水組成の違いはLiの濃縮に影響を及ぼすため、従来の天日濃縮法(SP)単独では高濃度Li濃縮が困難であり、新たなLi回収技術が求められている。海水総合研究所では、製塩プロセスをベースとしたLi回収システムならば効率的に高濃度のLiを得ることが可能であると考え、検討を行なっている。また、KClの回収技術をベースとしたLi、Bなどのかん水成分の回収技術の開発も開始した。その結果、カウチャリ塩湖かん水を対象とした高純度KCl回収技術に成功し、現地法人に回収プランを提案した。

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