撹拌槽型連続晶析装置を用いた塩化ナトリウムの結晶成長現象と結晶品質の関係
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西暦年度
2006
和歴年度
平成18
題目
撹拌槽型連続晶析装置を用いた塩化ナトリウムの結晶成長現象と結晶品質の関係
筆者
正岡 功士、長谷川 正巳、篠原 富男
掲載
日本海水学会誌, 60, 296-301(2006)
概要

連続式撹拌槽型晶析装置を用い、塩化ナトリウム結晶について結晶成長速度と結晶品質との関係を検討した結果、以下の知見が得られた。

(1)結晶形状は、操作因子に影響されず、粒径が小さい場合には立方体で、粒径が大きくなるとともに磨耗が観察され、角が取れて球状となった。
(2)液泡量は操作因子に影響されず、結晶成長速度の増加に伴い減少した。
(3)カリウムおよび臭化物イオン取込濃度は結晶成長速度の増加に伴い僅かに増加する傾向を示した。
(4)取込濃度は粒径が大きくなるとともに減少するが、粒径が大きくなり磨耗が生じると取込量は増加した。また、凝集現象が顕著と考えられる条件では(3)の取込量の増加を抑制した。

以上のことから、微結晶の付着現象がカリウムおよび臭化物イオン取込濃度を抑制すると考えられた。

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