母液組成による製品結晶品質への影響-結晶成長速度と結晶品質との関係-
研究業績

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西暦年度
2005
和歴年度
平成17
題目
母液組成による製品結晶品質への影響-結晶成長速度と結晶品質との関係-
筆者
長谷川 正巳、正岡 功士
掲載
ソルトサイエンス研究財団 平成16年度助成研究報告集, 53-61
概要

撹拌槽型連続晶析装置を用い、結晶成長速度と結晶品質との関係を検討した結果、次の知見が得られた。
(1)結晶形状は、操作因子に影響されることなく、粒径が小さい場合には立方体で、粒径が大きくなるにしたがって凝集、磨耗が観察され、角が取れて球状となった。
(2)液泡量は結晶成長速度が増加すると減少した。
(3)カリウムおよび臭化物イオン取込量は僅かに増加する傾向を示した。ただし、凝集現象が生じ易くなると取込量の変化は小さかった。また、立方晶では取込量は粒径とともに減少し、球状では逆に増加した。
(4)立方晶においても結晶形状を崩さない程度の凝集現象、すなわち微結晶の付着現象が結晶成長に寄与していることと、磨耗が生じる環境では凝集しにくいことを仮定すると、微結晶の付着現象は取込量を抑制し、付着が抑制されると取込量は増加すると考えられた。

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