イオン交換膜電気透析槽における銅(Ⅱ)イオンの溶存種ごとの陽イオン交換膜透過挙動
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西暦年度
2001
和歴年度
平成13
題目
イオン交換膜電気透析槽における銅(Ⅱ)イオンの溶存種ごとの陽イオン交換膜透過挙動
筆者
永谷 剛、吉川 直人
掲載
電気化学および工業物理化学, 70, 523-529(2002)
概要

高濃度塩化物イオン水溶液中における銅の溶存種(Cu2+,CuCl+)ごとの陽イオン交換膜透過性について透過速度モデル式を用いて検討した。銅イオン透過速度モデル式はモデルカチオン透過速度モデル式及び平衡定数を用いる溶存種の溶存割合推定式より作成した。作成した銅イオン透過速度モデル式及び実験データを用いてCu2+、CuCl+透過速度を算出した。その結果、低塩化物イオン濃度領域においてはCu2+透過速度のしめる割合が大きく、高塩化物イオンにおいてはCuCl+透過速度が銅イオン透過速度に占める割合が大きく、銅イオンに特徴的な透過挙動を定量的に説明することが出来た。またCuCl+は1価カチオンであるKとまた、Cu2+は2価イオンであるCa2+と類似の透過挙動を示すことが解った。

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