発表・講演

平成22年度発表・講演

題目 発表者 発表先
1 漬物製造における塩化ナトリウムの作用と商品設計に関する検討 中山 由佳、
谷井 潤郎、
長谷川 正巳
日本海水学会 第61年会
2 漬物の食感に及ぼす塩化ナトリウム濃度の影響 眞壁 優美、
谷井 潤郎
日本海水学会 第61年会
3 微結晶の付着挙動を利用した塩化ナトリウム結晶の生産速度の向上(第3報) -オスロ型晶析装置内の微結晶数分布の検討- 正岡 功士、
吉川 直人、
長谷川 正巳
日本海水学会 第61年会
4 電子線グラフト重合法による次世代イオン交換膜の研究開発(第2報) -膜合成法の最適化検討- 永谷 剛、
加留部 智彦、
吉川 直人、
大村 信彦*、
土田 清*、
浅田 勝利**
*:(株)アストム、
**:AGCエンジニアリング(株)
日本海水学会 第61年会
5 細孔フィリング法による次世代イオン交換膜の研究開発 加留部 智彦、
永谷 剛、
吉川 直人、
大村 信彦*
*:(株)アストム
日本海水学会 第61年会
6 海水資源利用技術の現状と展望 長谷川 正巳 NTSセミナー
7 漬物の食感に及ぼす塩化ナトリウム濃度の影響 眞壁 優美、
谷井 潤郎
日本調理科学会 平成22年度大会
8 ウメ干しの品質に及ぼす塩の種類の影響 中山 由佳、
谷井 潤郎、
長谷川 正巳
食品科学工学会 平成22年度大会
9 HPLC/ICP-MSを使用した食用塩に含まれるヒ素の形態別分析法 古賀 明洋、
野田 寧
日本分析化学会 第59年会
10 塩の機能 谷井 潤郎 Salt & Seawater Science Seminar 2010
11 塩の種類 眞壁 優美 Salt & Seawater Science Seminar 2010
12 塩の製法 吉川 直人 Salt & Seawater Science Seminar 2010
13 塩試験方法における不確かさの推定事例 野田 寧 日本適合性認定協会セミナー「化学試験(食品・環境等)の不確かさの求め方」

発表概要

No.1
題目 漬物製造における塩化ナトリウムの作用と商品設計に関する検討
発表者 中山 由佳、谷井 潤郎、長谷川 正巳
発表先 日本海水学会 第61年会
概要
塩の種類(粒径、にがり量)がウメ漬けの品質におよぼす影響について検討した。その結果、塩の粒径およびにがり量がウメ漬けの水分、NaCl量に、また、にがり量がウメ漬けの固さに影響することがわかった。その結果、塩の種類により、品質の異なるウメ漬けを製造できることが示唆された。
No.2
題目 漬物の食感に及ぼす塩化ナトリウム濃度の影響
発表者 眞壁 優美、谷井 潤郎
発表先 日本海水学会 第61年会
概要
漬物製造における食感の変化と野菜中のNaCl濃度との関係について明らかにし、野菜中のNaCl濃度による食感の予測の可能性について検討した。
野菜中の各部位のNaCl濃度が1%以上になったときが、食感から見た漬物の漬け上がりの一つの目安であり、漬け上がり時の食感は、生の野菜の物性を測定することにより、予測することが可能であると考えられた。
No.3
題目 微結晶の付着挙動を利用した塩化ナトリウム結晶の生産速度の向上(第3報) -オスロ型晶析装置内の微結晶数分布の検討-
発表者 正岡 功士、吉川 直人、長谷川 正巳
発表先 日本海水学会 第61年会
概要
実機の製塩晶析装置において母液中の微結晶数を増大させる手法を検討するためには、現状における微結晶数を把握する必要があり、小型晶析装置を実機と同様の操作条件で運転し微結晶数を計測した結果、装置内の部位や晶析条件による微結晶数の差はほとんどなかった。また、未飽和かん水の供給は微結晶数の抑制手法として有効であることが確認された。
No.4
題目 電子線グラフト重合法による次世代イオン交換膜の研究開発(第2報) -膜合成法の最適化検討-
発表者 永谷 剛、加留部 智彦、吉川 直人、大村 信彦*、土田 清*、浅田 勝利**
*:(株)アストム   **:AGCエンジニアリング(株)
発表先 日本海水学会 第61年会
概要
実工程における使用を想定して、電子線グラフト重合法による、イオン交換膜製造における最適合成法について検討し、陽イオン交換膜についてはCMS法、陰イオン交換膜についてはDVB法が、それぞれ最適であることを明らかにした。
No.5
題目 細孔フィリング法による次世代イオン交換膜の研究開発
発表者 加留部 智彦、永谷 剛、吉川 直人、大村 信彦*   *:(株)アストム
発表先 日本海水学会 第61年会
概要
細孔フィリング法による次世代イオン交換膜の開発の可能性について検討した。結果、平均孔径が小さく、強度が高い基材を選定して合成した重合膜に電子を照射することにより、濃縮性能、寸法安定性が良好な膜が得られた。本研究で試製したイオン交換膜は、膜厚が市販膜に比べて半分以下と薄いため、膜のハンドリングには問題があると考えられる。しかし、同等の素材、平均孔径で十分な厚さを持つ基材を用いることにより、濃縮性能、実用性に優れたイオン交換膜の開発が可能であると考えられる。
No.6
題目 海水資源利用技術の現状と展望
発表者 長谷川 正巳
発表先 NTSセミナー
概要
日本の海水資源利用の現状と展望について講義した。
No.7
題目 漬物の食感に及ぼす塩化ナトリウム濃度の影響
発表者 眞壁 優美、谷井 潤郎
発表先 日本調理科学会 平成22年度大会
概要
漬物製造における野菜の食感の予測の可能性について検討するため、塩漬過程における野菜の食感とNaCl濃度との関係について検討した。脱水終了後の弾性率比は野菜の種類によらず0.3程度であることが分かった。また、漬物の食感は野菜中のNaCl濃度で予測可能であることが示唆された。
No.8
題目 ウメ干しの品質に及ぼす塩の種類の影響
発表者 中山 由佳、谷井 潤郎、長谷川 正巳
発表先 食品科学工学会 平成22年度大会
概要
塩の種類(粒径、にがり量)がウメ漬けの品質におよぼす影響について検討した。その結果、塩の粒径およびにがり量がウメ漬けの水分、NaCl量に、また、にがり量がウメ漬けの固さに影響することがわかった。その結果、塩の種類により、品質の異なるウメ漬けを製造できることが示唆された。
No.9
題目 HPLC/ICP-MSを使用した食用塩に含まれるヒ素の形態別分析法
発表者 古賀 明洋、野田 寧
発表先 日本分析化学会 第59年会
概要
食用塩に含まれるヒ素の形態別分析方法を構築するため、HPLC/ICP-MS法を適用した。また、ここで構築した分析方法により、食用塩にヒ素が混入する由来や製造工程における形態変化も明らかにした。
溶離液や塩化ナトリウムの影響を検討し、無機態であるAs、Asおよび有機態であるアルセノベタインを分離、定量することが可能となった。
過去の調査でヒ素が検出された市販食用塩の分析に、本法を適用したところ、ヒ素は主に無機態のAsとして含まれていることが確認された。
ヒ素化合物は、200℃以上に加熱されると、無機態のAsに変化することが確認され、塩に有機態のヒ素として混入した場合でも、加熱工程を経ることで、無機態のヒ素に変化する可能性が示唆された。
No.10
題目 塩の機能
発表者 谷井 潤郎
発表先 Salt & Seawater Science Seminar 2010
概要
脱水作用、防腐作用、発酵調整作用などに代表される塩の機能について紹介した。
No.11
題目 塩の種類
発表者 眞壁 優美
発表先 Salt & Seawater Science Seminar 2010
概要
形状、粒径、成分、添加物から分類した塩の種類および商品選びのコツについて紹介した。
No.12
題目 塩の製法
発表者 吉川 直人
発表先 Salt & Seawater Science Seminar 2010
概要
様々な塩の製法および製法の違いによる結晶の制御について紹介した。
No.13
題目 塩試験方法における不確かさの推定事例
発表者 野田 寧
発表先 日本適合性認定協会セミナー「化学試験(食品・環境等)の不確かさの求め方」
概要
分析法の妥当性確認と不確かさの算出方法について、塩試験方法における事例を発表した。