塩風土記
赤穂歴史博物館
正面から見ると近代的な現代建築。裏手から見ると白壁の土蔵造り。そんな不思議な外観をもった赤穂市立歴史博物館は「塩」と「赤穂義士」をメインテーマとし、「塩と義士の館」を愛称に持つ赤穂ならではの博物館である。
歴史博物館
内部の展示は4つのテーマに別れ、赤穂の歴史をさまざまな側面から説明している。
1階の展示は赤穂の塩について。まず目を引くのが実際の1/3スケールで細部まで忠実に復元された塩廻船だ。その周囲にはずらりと製塩用具がならぶ。揚浜式、入り浜式と、製塩方法にそって展示されたこれらはすべて実際に製塩に使われていた道具類。現在は国の重要文化財に指定されている。
塩廻船の模型
2階は赤穂の城下町、旧赤穂上水道、そして赤穂義士についての展示だ。
幾度か藩主の変わった赤穂の城下町の様子を史料や模型図で案内し、全国的にもまれであった水道の施設が、出土遺物や映像で説明されている。
赤穂義士のコーナーでは、松の廊下での刃傷事件から打ち入りにいたるまでの一連の経過が、史実に基づき概説されている。その他にも、各地で出版されていた義士事件を取り扱った古い版画本や錦絵、事件当時に実際に交わされた誓約書などが展示されており、義士事件が芝居・絵画・出版物などで庶民文化に広く根付いている様をうかがわせる。
三面マルチビデオによる義士シアターでは、事件の概要を纏めた映像と文楽「仮名手本忠臣蔵」の上演風景の一部を楽しむことができる。毎年11/3に開催される義士祭には、赤穂義士にちなんだ特別展も行われる。2007年度の展示は土佐の芝居屏風絵における赤穂義士がテーマだ。
赤穂義士のコーナー

■利用案内■
| 開館時間 | 午前9時30分から午後5時(入館は4時30分まで) |
| 休館日 | 火曜日(ただし祝日と重なった場合はその翌日) 年末年始(12月28日から1月4日) |
| 入館料 | 大人(高校生以上)…200円、中小学生…100円 団体・身体障害者割引有 (特別展の開催中は別に入館料を定めることがあります) |
| 所在地 | 兵庫県赤穂市上仮屋916の1 TEL:0791-43-4600 |
| URL | http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/rekishi/index.htm |
※最新の情報は直接お問い合わせください。
兵庫県ページへ戻る