Salt Guide

世界品質、食塩

世界の人々は、どんな塩を口にしているのでしょうか。下図は世界25ヶ国から収集した266サンプルを分析したものですが、我が国の「食塩」と同等のものが主流となっています。

世界の食用塩の純度
ご承知のように、欧米には地下に岩塩層が存在し、この代表的な製塩法は下図のとおりです。


すなわち岩塩層に淡水を注入し、岩塩を溶解して(=濃い海水が得られる)これを汲み上げ、精製し、さらに蒸発缶で濃縮して塩を得ています。
一方、我が国においては、塩資源としては海水しかありませんので、赤字の部分が、海水を汲み上げ、イオン交換膜を用いてこれを濃縮し(=濃い海水が得られる)以下同様となります。従って、先に示したように、どちらの方法によっても得られる塩の品質に差が少なく「食塩」は「世界品質」と言うことができます。

安全・省エネのイオン交換膜海水濃縮法

濃度の薄い海水を用いざるを得ない我が国の塩づくりにとって、このハンディを克服すべく開発された技術がイオン交換膜という膜を用いる濃縮技術なのです。この膜のイオンをふるい分ける働きにより海水中の約3%の塩分を20%程度にまで濃くしていますが、これは、海水中の約88%の水を蒸発させたことに等しく、省エネルギーに大きく貢献しています。